酵素玄米と甘酒の製造販売の和日庵(わびあん)からのお知らせ。お弁当のことやレシピ、料理にまつわる昔話。
by wabico
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2018年 06月 23日
本日のお弁当は『いそか丼』でした。 私がハタチくらい時、もう数十年前の話になります。その当時アルバイトをしていたお店の並びに、『元気屋』という玄米食堂がありました。『三匹の子豚』って物語がありますが、そのお話の中で、真ん中の子豚が建てた"木のお家"。元気屋の建物は、そんな"木のお家"でした。 初めて元気屋に入った日=初めて玄米を食べた日 になるわけですが、玄米ってこんなに美味しんだ~と、とても感動したことを覚えています。お昼のメニューは、「玄米、野菜のおかず、味噌汁」で、お肉やお魚は使われていませんでしたが、とっても美味しく、とっても満足な内容でした。バイトがお昼をまたいで入っている時は、必ずここでお昼を取っていました。 メニューは日替わりの他に定番のメニューがあったのですが、私のお気に入りは『いそか丼』でした。ゆかりを混ぜ込んだ玄米の上に、炒めた茎わかめとお野菜がのっている丼です。これがもう、美味しくて美味しくて。玄米とゆかり・・・この時点で最強なのに、ここにちょっぴりの醤油で味付けされた茎わかめと野菜が合わさって、もう、びっくりの美味しさになります。 私がアルバイトを辞めて数か月経った頃、バイト先のお店が閉店になり、その後に『元気屋』が入ることになりました。『元気屋』に行けば、美味しいご飯を食べられて、アルバイトをしていた日も思い出す。 残念ながら数年前に閉店になってしまい、もうここのご飯を食べることは出来なくなったけれど、時々懐かしんで『いそか丼』を作っています。私の記憶だけで味付けした『いそか丼』。食べるとハタチの頃の記憶が蘇りますね(遠い目~)。
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